80pt|カテナチオ(既刊3巻)

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スコアレビュー

80pt

キャラクター
画力
読みやすさ
漫画力
サッカー

※漫画力とは、ストーリー性を含めた演出力や構成力など漫画を構成する要素を一括りにした本ブログ独自の表現です。

作品紹介

執筆時点(2023/10/5)では、既刊3巻、以下続刊。

東條高校サッカー部に所属する嵐木八咫郎の夢は世界最高峰の舞台、欧州(ヨーロッパ)の頂点に立つこと。高校3年の最後の試合 夢への第1歩、プロ入りを目指しスカウトの目に留まるため奮闘をするが―…。勝利への執念が紡ぐ焦熱フットボール譚 キックオフ!!

amazon.co.jpより引用

読んでみた感想

筆者はサッカーにあまり詳しくないですが、そんな人でもサッカーに関わるシーンを論理的に楽しめる作品です。
スポーツ漫画にありがちな、勢いと雰囲気を中心に展開するというわけではなく、サッカーの根底的な面白さを解説と合わせて表現しています。
ざっくりな印象としては、アオアシから情熱的な部分を抑え気味にして、よりクレーバーにしたような感じ。

舞台は高校サッカーの終わりから始まり、イタリアへ。
天才型ではなく、凡人で努力型の主人公が泥臭く足掻き、挑戦し続けるようなストーリーです。
主人公はかなり癖のある性格で、合わない人は合わないかもしれません。
人との関り方が極端でいわゆる周囲からは変人扱いされるタイプですが、物事を現実的に捉えていて自己分析を怠らず、夢のためには努力を惜しみません。
(その結果が極端な性格を現す事になっています。)
感情的な部分も時折現すため、嫌いになるというより読むにつれて好感が持てるようになっていくことの方が多いと思います。
1巻の冒頭部分で主人公に共感できる部分があれば、その先もきっと楽しんで読めるはず。

一見、癖が強そうな作風に見えますが思いのほか読みやすく、作画も下手というわけではなく、どちらかというと個性的な部類です。読んでいると気にならなくなります。

まだ発行3巻とはじまったばかりですが、この先、評価が上がる可能性はかなり高いと思っています。続きが楽しみな作品です。


こんな人にオススメ!!
・サッカーが好きな人
・努力型の主人公が活躍するストーリーが好きな人

購入前に気をつけたいポイント
・作画が特徴的なので、気になる人は気になるかも

ネタバレ感想

クリック(タップ)すると展開します。

後日追記予定。

森本大輔(著)
発売日:2023-03-17T00:00:00.000Z
¥680
5つ星のうち4.9
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