【86pt】追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双(既刊5巻)

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スコアレビュー

86pt

キャラクター
画力
読みやすさ
漫画力
主人公の異世界無双度

※漫画力とは、ストーリー性を含めた演出力や構成力など漫画を構成する要素を一括りにした本ブログ独自の表現です。

作品紹介

執筆時点(2025/12/8)では、既刊5巻、以下続刊。

ごく普通の青年・エドが神に課された試練は、100の異世界で勇者パーティに入り、そして追放されること。100年の時間をかけてついに全追放を達成したエドは、神からの最後の試練として、今まで訪れた異世界のうちのひとつを再訪することになる。はじめて追放された異世界を再訪したエドが見たものとは…。2周目チートと超強力スキル×100で100の異世界を無双し直す、強くてニューゲームな異世界冒険譚!

amazon.co.jpより引用

作品レビュー

タイトルから安易に連想できそうな内容に見えますがいざ読んでみると「思ってたのとちょっと違うな!?」系の異世界モノです。
100の異世界で勇者パーティから追放された主人公が最後に最初の異世界を改めて訪れるとそこは想像とかけ離れた結末の世界に…ということではじまる内容ですが、1巻まるまる使った冒頭の掴みが素晴らしく1巻を読んでグッときたなら全巻買ってヨシ!な作品です。詳細はネタバレにもなってしまうので割愛しますが、100の異世界から追放されて得たスキルを活用(無双)して改めて勇者パーティを救うようないわゆる逆行系の展開がメインです。
物語の主軸となるのは、1巻の表紙を飾っているエルフのヒロイン・ティアになるため恋愛チックな要素も含みます。(ダイレクトな恋愛系ではなく、それとなく…な程度)

  • 迫力のある圧倒的な画力
  • 王道的な展開ながらも丁重に描き込まれたストーリー
  • 物語のパートがテンポ良く区切られていて読みやすい
  • ヒロインのティアが可愛い(重要)

先ず、この手の異世界モノにありがちなタイトルを見て敬遠しがちな人も多いと思うので、選り好みせずに1巻だけでも読んでみて欲しい!!それくらいよく出来てるし、漫画好きな人なら1巻の掴みで察することができると思います。ほんとタイトルで損してる。(声を大にして言いたい)

シリアス・ギャグ・恋愛・バトルが程よいバランスで構成されていて、登場キャラクターも個性豊かで特に感情表現が高い画力で上手く描かれているので作品への没入感が高いです。ただ、登場人物達に既視感を覚える要素があるかもないかも…?まあ、よくあるお話の組み合わせでもあるのでそこはご愛敬。

異世界・逆行系の要素も作品にチープさを与えるわけでもなく、利点を上手く昇華できていますし、総合的に見て隙があまり見当たらないようなハイレベルな作品だと思います。

なお本作は、1巻~4巻で一旦区切りがつくような構成になっていますので、5巻以降は改めて、といった具合に読み進めることもできます。メインパートが特定巻で区切られる作品は「ここでオワリでもいいのに」といった気持になるような続き方が多いですが、この後の展開も楽しみと思えるのも良き部分です。

文句ナシで管理人おススメの1冊です。5巻から新たにはじまるストーリーもすごく楽しみ。

こんな人にオススメ!!
・異世界無双モノが好きな人
・逆行系の作品が好きな人
・可愛いヒロインが好きな人

ネタバレ感想

クリック(タップ)すると展開します。

後日追記予定

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