89pt|葬送のフリーレン(既刊11巻)

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スコアレビュー

89pt

キャラクター
画力
読みやすさ
漫画力
むふー

※漫画力とは、ストーリー性を含めた演出力や構成力など漫画を構成する要素を一括りにした本ブログ独自の表現です。

作品紹介

執筆時点(2023/9/19)では、既刊11巻、以下続刊。

魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは--
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは--
物語は“冒険の終わり”から始まる。

英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!

読んでみた感想

勇者パーティーの後日譚を描いた作品。
エンディング後のサブストーリー的な扱いではなく、長寿であるエルフの主人公(と仲間のドワーフ)以外が老いで死んでしまった、もっと先の時代を描いた内容です。
どちらかというと日常系に近いかな?

新しい仲間(弟子)と、これまで主人公が辿ってきた冒険の軌跡をなぞる様な展開がメイン。
あらすじではなかなかピンとこない内容だと思いますが、基本ファンタジー系の漫画を連想して問題ないかと思います。

ちなみにこちらの作品、かなり独特な作風です。
漫画の定番と言えば、コマ割りの大小を上手く使って迫力あるシーンを描きますが、作中そういったコマ割りが少なくボスを倒すシーンもあっさりとページ1/4くらいの小さなコマだったりします。
だからといって微妙なのかと言われればそうでもなく、小さい動きと会話を上手く繋いで、良い意味で淡々とストーリーが展開されていきます。
これで面白いと思えることは、無駄なシーンが一切なく、かなり丁重に作られた作品である証拠だと思います。
原作と作画が分かれている作品ですが、読んでいるとお互いの長所を引き出せている感じがヒシヒシ伝わります。

文字が多く1冊読み終えるのにも時間のかかる漫画ですが、一句ずつ読んでても苦にならないという素晴らしい作品です。


管理人オススメの一冊です。

ネタバレ感想

ネタバレ感想

後日追記予定。

山田鐘人(著), アベツカサ(著)
発売日:2020-08-18T00:00:00.000Z
¥528
5つ星のうち4.8
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